KYOTO米にまつわる、エトセトラ

こころが膨らむ

数日肌寒く、急いで秋物の服を引っ張っりだしました。

今年もようやく稲刈りが終わり一息。仕事に必死になりすぎてすっかりブログのことを忘れて。。。

稲刈りはコンバインという優れものの機械で刈っていきます。昔は鎌で稲を刈り、天日干しをするために稲木を組みそこにかけていきます。天気にもよりますが1〜2週間程度かけて保存可能な水分量まで落とします。ちょうどいい水分量になった稲を脱穀、籾摺り、精米する順番です。近年の機械化で稲を刈りながら同時に脱穀までコンバインがやってくれます。脱穀された籾を専用の乾燥機に入れ込み乾燥させたものを籾摺り、精米という順番になります。

順番を変え機械化することで何十倍という効率の向上となります。米の安定供給のためこれらの機械を研究した開発者はすごいですね。

そのようなわけで9月に台風がきて、雨が続き苦戦したもののなんとか28年産の農薬、肥料なしのお米を収穫することができました。周りの農家は収穫量が落ちたと聞きました。僕はもともと安定しない栽培に挑戦しているのでこんなもんかなという具合ですが、ここ神吉にきて3年の栽培で田んぼの癖や傾向など少しずつわかってきました。まだまだ予想外のことも多くありますが、今年うまくいかなかったことをもとにさらなる向上に繋げたいところです。

収穫した籾をすくい上げるとふわっと柔らかく、穀物特有の香ばしい香りが漂います。心は膨らみ、空気は彩り、今日の空は青。

この豊かさを実感できる仕事にとても魅力を感じます。

次回は稲刈り作業の続きを紹介したいと思います。

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記事ご提供

農園neguねぐさん

京都市内から北へ30分、海抜300mの南丹市八木町神吉盆地にて
無農薬、無肥料栽培による農家

農園主プロフィール

須賀 智昭 1980年生まれ
京都で約10年生花店勤務
その間、花のアトリエkazu主催かわしまかずよ氏に師事
かわしまかずよ氏のもとでパリ公立商業農業園芸技術専門学校テコマ校ディプロマ初級取得
その後フランスへ花の武者修行
パリのフラワーアーティスト、カール・フシュ氏に師事
彼の仕事についてまわり、デザイン、思想、世界観を学ぶ
フランス滞在中、テコマ校ディプロマ上級取得
いったんパリを離れ、ノルマンディ地方ペルシュにある農場ブルディニエールに滞在
循環型農業での仕事、食生活、人の関わり合いにふれる
帰国後、農業を始める
無農薬、無肥料栽培の先駆者、丹波ハピー農園、堀悦夫氏に師事
現在約4haの土地で米を主に野菜などを栽培中

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