京都米とは?
最終更新日時: 2018-01-04 13:05:45 「京都米」は、2007年8月に、お米として全国で初めて「地域団体商標」を取得しました。また、(財)日本穀物検定協会が実施する全国食味ランキングにおいて、「京都丹後コシヒカリ」が最高ランク「特A」の評価を獲得するなど、京都米は美味しいお米として評価が高まっています。
(2) 「米トレーサビリティシステム」を開発導入
京都米は、2003年に全国に先駆けて、米のトレーサビリティシステムを採用し、「いつ・どこで・どのように」生産されたのかを確認することができる仕組みを確立し、消費者と生産者を情報でつないでいます。
(3) 栽培指標
良食味で安全・安心な米づくりをめざして、2002年から、
- ゆったりしたベースで稲を育成する「緩効性(かんこうせい)肥料の施用」(K)、
- 丹波以北での早生品種5月下旬の「遅植え」(稲が栄養分を摂取する時期が夏の高温期に当たるのを避けるため)(O)、
- 稲質向上のために根の活性化をめざし、「株間18cm、1株3本を基準とする疎植」(S)、等の3大栽培指標による栽培がおこなわれています。
- これらによって一等米を80%以上にしようと取り組んでいます。これを「180運動」と呼んでいます。
また、圃場、土づくりでは、
- 稲わら全量還元、
- 牛・鶏糞等を使用した有機質肥料の使用
等の基本方針で、環境と食味にこだわった米づくりを進めています。