京式部だより

【取材記事】お米の専門家が作るグルテンフリーお米パン

    取材日:2024年7月25日

京都市南区の「廣瀬米穀店お米屋カフェ」にてインタビューを行わせていただきました。

「お米の専門家が作るグルテンフリーお米パン」

廣瀬米穀店は1962年創業、三代続く町のお米屋さんです。

米の専門家「五ツ星お米マイスターProf.」である廣瀬様が、2017年にグルテンフリーのパンに着目し、こだわりのお米で作るグルテンフリーのお米パンを独自開発。

米の販売と米屋に併設された「お米屋カフェ」でグルテンフリー商品の製造販売をされています。

 お米パンは、お米を製粉した米粉ではなく、精米したてのお米をそのまま使って作られています。食品ロスのない廃棄ゼロの商品開発を実現し、地産地消を取り入れ、京都米をメインに製造・販売されており、毎週水曜日のみの販売となっています。

グルテンフリーお米パンを求め、遠方からリピーター、外国人の方など多くの方々がお米屋カフェを訪れています。

「京式部をお米パンにしてみたい!京式部との出会い」

 京式部をお米パンにしてみたい!

探していた京式部が販売されているのを見つけ、お米パンの試作を続け、完成した時には、「これだ!」と感じたそうです。焼き上がりがきれいでとにかく美味しい!

京式部のグルテンフリーお米パンの誕生は、2024年の2月。

お客様からの評判も高く、一番人気。

米粉ではなくお米で作られたパンということで、どういうものか想像できなかったですが、実際に食べてみると食感はもちもちでパンに近いのに、お米の味が口いっぱいに広がり、お米そのものを食べているようでした。

廣瀬様は、「第11回京都女性起業家賞 京都府知事賞優秀賞」や「第3回知恵-1グランプリチャレンジ部門 グランプリ」を受賞し、五ツ星お米マイスターProf.としてお米の魅力を様々な

場面で発信されています。

「廣瀬様よりメッセージ」 

米の産地や銘柄で性質を見極め、気温、湿度の変化で微調整して焼きあげるグルテンフリー米屋のお米パンはお米のプロだからできること。

各地域、それぞれが地元で作っている自慢のお米そのままをグルテンフリーのお米パンにすることで、グルテンアレルギーの方、健康に気を付けてグルテンフリー生活を心がけていらっしゃる方、誰もがお召し上がりいただけます。

美味しいお米を「今日はご飯にする?お米パンにする?」という会話があたりまえになってほしいです。

主食をご飯食に戻すことに繋げていきたいと思っています。

多くの方にお米の良さや美味しさを伝え、お米パンをきっかけに京式部をはじめとするいろいろなお米を知ってほしいです。

【番外編】

<おいしい食べ方>

〇販売日当日は、そのままでお召し上がりください。

〇翌日以降は、レンジで温めてからトーストでこんがり焼き上げます。

<保存方法>

切り分けてからラップに包んで保存袋に入れ冷凍保存

皆様もぜひここでしか手に入らない京式部のグルテンフリーお米パンをお楽しみください。

【基本情報】

お米屋カフェ

住所:〒601-8032 京都市南区東九条石田町36
電話:075-691-3480
営業時間:11時~18時
定休日:日曜日・月曜日・祝日

◆グルテンフリー「米屋の米粉シフォンケーキ」​​​
販売日:火曜~土曜日

◆グルテンフリー「米屋のお米パン」
販売日:水曜日

Instagram:@atelierfaire2014
HP:https://www.okomeyacafe.com/